出会って２か月で決めた直感婚で、子ども３人の幸せ家族。

私は、銀行の窓口係として座っていました。

主人は、ボーナスの定期預金キャンペーンを頼まれて、定期預金をしに来てくれました。

紹介してくれた人から来店日と名前は聞いていましたが、顔を知らないのでとても緊張していました。

それらしいお客様が窓口に来られ、「この人だ」とすぐにわかりました。

第一印象は、さわやかで優しそうな人だなと感じました。

伝票の字も丁寧で真面目そうな印象を受けました。

忙しい時期で、定期預金という仕事も手早く短時間でしないといけなかったので、逆に相手は自分にどういう印象を持っただろうか、どのような気持ちで来たのだろうかと気になりました。

私は、初めて会った時から、どんな人なのか、もっとよく知りたいと思っていました。

私の妹と主人の母が同じ職場に勤めていて、お互いにまだ独身の姉と息子を会わせてみようということになり、紹介してくれました。

私は、結構願望があったので初めからそのつもりで会いましたが、主人の方は母親にせかされるのを警戒していたので、本当に定期預金のノルマで困っている知り合いの人を助けてほしいと頼まれて来たようでした。

その当時は、携帯電話やラインなどもなく、私の家の電話番号を主人の母親に伝えてあるだけでした。

私はすぐにでも電話がかかってくると思っていましたが、一週間経っても何の連絡もなくあきらめていました。

10日後くらいにやっと電話が来て、食事に行きました。

何回か会ううち、自然に付き合うようになりました。

私も主人も花束や、ロマンチックな雰囲気、サプライズやキザなセリフなどが苦手で、告白やプロポーズといった”行事”はほとんど思い出せません。

突然の告白は、お互いに気まずいものになってしまうかもしれません。

それよりも、何とかして知り合い、友達になり、相手のことを理解し、相手の喜ぶことをしていくことで、お互いに好意があれば伝わると思います。

まず、相手の気持ちを考え行動する努力をするべきだとおもいます。

縁があれば、それは「告白」しなくても必ず伝わります。