自分の直感を信じれば、そこには正しい選択がある。

わたしが、インドネシアで仕事をしていた時に、彼とは出会いました。

最初は、ティンダーというマッチングアプリを通して、正直、下心でしかない出会いでした。

始めて食事に行った時の印象は最悪でした。

彼は、当時、留学生として現地に来ていて、ヨーロッパ人は少ないから、すごくモテるんだよって話を延々に聞かされました。

アジアの女の子は白人が好きだよねって時に腹が立って、「白人好きな女の子は、白人なら誰でもいいんじゃない？自国では、ブスでモテない白人も、ここでならモテるもんね。

けど、白人見慣れてる人からしたら、全然相手にされないんじゃない？」って言っちゃって気まずくなったのを覚えています。

その後、彼が家まで送ってくれたのですが、去り際に口にキスされそうになって、咄嗟にかわし、鼻の横にキスをされ、気まずそうに帰って行ったのを今でも忘れません（笑）それから、会うこともないだろうと思っていました。

しかし、彼からの「会いたい」メールは、３週間続き、とうとうわたしが、仕事終わりに行くジムに来るならいいよと少し意地悪で言ったら、その日スコールに打たれながら、びしょ濡れになってジムで待っている彼をみたときに何かが変わりました。

前述したように、彼の第一印象はよくありませんでした。

どちらかというと、THE遊び人のような彼を信頼していませんでした。

しかし、一緒にいることが増えるうちに、彼は本当は真面目な人で、留学中、「遊ぶんだ！」と決めてインドネシアに来たこと、彼女を作る気がなかったのに、わたしに会っちゃったことなどがわかりました。

それからは、人が変わったように、誠実な人になり、毎日のようにクラブに行っていたのに、一緒に行くか、行かないようになりました。

また、わたしが、忙しくて会う時間を取れない時には向こうがわたしがどこにいるのかを聞いてきて、会いに来るなど、わたしに会うための努力をたくさんしてくれたことが、彼への興味のきっかけになりました。

よく、告白を待っている人など話に聞きます。

自分からしたくないとか、相手がしてくれる方がいいとか。

けど、他人ってそんなにテレパシー受信できていません。

あなた自身も相手の気持ちをどれほど理解できているでしょうか？言いにくいこともあるでしょうが、自分の気持ちはいつだって、相手に伝えた方がいいんです。

どんな気持ちだってそうです。

でも、それがポジティブな気持ち、例えば「好き」なんてことなら、なおさら伝えた方がいいんです。

「好き」と言われて嫌な人なんていないでしょう。

また、告白の文化がない国もあります。

けど、やっぱりわたしは告白っていいなと思うんです。

甘酸っぱい瞬間ですから。

そんな瞬間を人生で何回経験できるのでしょうか。

伝えたいと言う気持ちがあるのなら、実行に移した方が、あとで後悔しませんよ。

頑張って。